昨日は戦略か森岡つよしさんのインタビューかあら学んだ3つのことをお話ししました。
3つとは
①どうやったら圧倒的に勝てるか? どうやったら勝てるかでなく、どうやったら圧倒的に勝てるか?
②一発の魔法をかけた時、本物になる USJ 映画のテーマパークに漫画を取り入れた。
取り入れるしかなかった
③情熱と鋭利な冷静さ 情熱と鋭利な冷静さ 両方が必要。情熱だけだと道を間違うし、鋭利な冷静さだけだと、
人は誰もついてこない。鋭利な冷静さとは?世の中の構造を解き明かす冷徹なメスそれが数学だと。
数学は、問題にたどり着くための論理的な解決つまり、問題解決能力。
だから、学生の時に頭を鍛えておくために数学の勉強があったと。
森岡さんの周りを見ても論理的思考ができる人ほど、やりたいことを叶えている。というお話しでした。
これらの話しから今日は
①定数と変数のお話し。定数は、変更できない数値すなわち自分でどうしようもできないこと、
叶わない努力で人生の労力と時間を無駄にする。つまり、どうにかなることに時間を使っていない。
すなわち、要領が悪い
定数に大変すうは、変化する数値。どうにかなることをどうにかしていく。このほうが要領がいい。
森岡さん曰く要領がいいか、悪いかの2つしかないと。情緒に流されない、
論理的に考える数学的アプローチが成功への唯一の近道だと。耳に痛いお話しでした。
ではこれを踏まえて森岡さんはどのような活動をされてきたか?
兵庫県三木市にネスタリゾート神戸というリゾート施設があります。
これは元々、グリーンピア三木というホテルでした。山の中のリゾートホテル。
テニスコートと自然しかない。それをどうしようかと考えられた。ここの素晴らしさは何か?
うーん、山しかない…
②山しかないから山がある!へ思考を転換され、ネスタリゾート神戸、大自然のテーマパーク、
冒険のテーマパークができた。山しかない、山がある双方向性がある、
だったら、人間が満たしたい方向に振り切ろう!山しかないでなく、山がある。
そのために森岡さんは消費者の大自然にあかがれる本能を誰よりもわかる人間になろうと決意された。
③お客様の本能にブッ刺す。キーワードがすごいですよね。圧倒的にの次はただ刺すではなくブッ刺すです。
本能に根差した魅力こそ最強。そこから山の魅力を探したそうです。
色々考えれば考えるほど頭がいっぱいになったそうです。そこでひらめかれた、
大自然に入っていきたい人間の本能を理解するために猟師と行動を共にしよう。
本気でやらないと本能がわからない。と、地域の猟友会に入って鹿や猪を捕まえることをされたそうです。
猟に出ていたある日、頭がいっぱいだった、その時に山から転げ落ちた、転げ落ちながら頭の中が空っぽになった、
そこで閃いたそうなので、「本能にブッ刺されば当たる」と。
その時閃いたのが、キャニオンドロップというアトラクションです。
ひらめきが発想の転換に変わる3つのポイント
①定数と変数
②山しかないから山がある!へ
③お客様の本能にブッ刺す!
①変えられないものよりも変えられるものから始めていく。突き詰めていくと壁にぶち当たる。
ここが定数と変数の境目だと感じました。この境界線をどのようにとらえていくか?
ここに揺さぶりをかけていくかだと思いました。まさか無理だよなぁというところに疑問をもってトライする、
変数、要領よく動きながら、この境界線を刺激する、やったことないこと、不安を感じながらでもやってみる。
こういう意味でも体験型のアトラクション大事かもしれないですね。体験型のアトラクションはドキドキします。
ジェットコースターでも同じ。猛スピードの中、目を見開く。瞳孔がバーンと開く、脳に刺激が走る。
脳の視神経が活性化される。
自分の体を使ってワクワクドキドキを感じる。人間にしかできない、体感する、そこでひらめいたことを広げていく。
AIにはできない。これが重要ですよね。
②山しかない。山がある。三重県の伊賀市阿山というところにモクモクファームというところがあります。
ここも山しかなかった。ここの山の持ち主が山奥だけど人が集まる場所にしたい。というところから広がった。
豚に芸を覚えてもらって、ショーをする、バーベキューするとか、イチゴのハウス栽培や宿泊施設、
温泉も作ってすごく賑わっている。
③お客様の心にぶっさすためには、自分が猟師になって人間の本能を理解するんだという発想がすごいですよね。
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