昨日は不自然にいい人の特徴についてお話ししました。
一見、良い人そうであっても、相手があなたを無意識に振り回し、あなたを罪悪感に陥れ、
精神的にダメージを与えてきます。
周りにこういう人がいたら、一旦距離を置いて、冷静に相手を見てみることが一番。
だけど、どうしても距離を置けない関係性もあります。そのことについてお話ししたいと思います。
・自分が耐えられる限界はどこなのか、境界線を明確にしておく。
それを超えてきたら、どうするか自分の答えをもっておく
・自分が相手に求めていることは何か、考える
・いざという時のために、自分をサポートしてくれる人を探しておく。客観的に意見を言ってくれる人。
不自然にいい人にも注意ですが、自分の領域にどんどん入ってくる人には距離をとる、大事。
例えば、しつこいとか、ねちっこいとか、なんでも真似するとか、いつも一緒に行動を取ろうとする場合は
適切な距離を取る。依存症だったり、自分で決められないとこちらに頼りっきりになるので自分が気をつける。
そして、何より自分がどういう人と関わっていきたいか、友達になりたいか、仕事をしていきたいか、
明確にしておくことが大事だと感じます。
それでは、人別に対処法をお伝えします。
不自然にいい人との関わり方
・友達が不自然にいい人だった場合。
まずは、昨日からお話ししている内容に該当するか確認する。何か相手の責任なのにこちらのせいにされているとか、
いいように都合よく利用されていると感じた時には距離を置く。
客観的に見てくれる人を見つけて、話しをできる状態にしておく
・両親、兄弟が不自然にいい人の場合
できるだけ速く独立する。一定期間、連絡を取らないようにする
その間に自分のバランスを取り直す。
「あなたのためを思って」「親の言う通りにしたら間違いない」「あなたのことは私が一番知っているから」とか、
暴言、愚痴をよく聞いていたら、ちょっと疑っていましょう。
両親から罵声を浴びせられたり、自己肯定感を下げられていた場合も同じです。
毒親からはできるだけ離れる。
・妻の場合
例えば、「あなたはいつも仕事なのね。でも、大丈夫よ。あなたが仕事で忙しいのはわかっているから。
私は大人しく家で待っているね」
男性、嫌な感じしませんか?一見、大人しくていい妻のような感じがするかもしれないけど、どうでしょうか?
相手を縛っているように見えないようで、この妻は、自分が日常生活を犠牲にしているようにみせて、
相手に罪悪感を持たせているのです。
男性はこれを言われて、いなや感じがするのは、罪悪感を持たされているからです。旦那さんは悪くないのよ、
と言いながら、あなたをコントロールしているのです。
こうしている間に、旦那さんの友人関係、社会的な関係、プライベートな時間、自由を奪っていくのです。
・上司の場合
パワハラにも似ているかもしれないです。味方のふりをして近づいてきて攻撃してきたり、
頼み事を断りづらいように持っていく人もいます。
たまに、ぐさっと言うようなことを言ったり、自己嫌悪感を感じさせたり、自分のことを棚上げして、
人のミスや欠点を指摘してくる人。本人に言わずとも、影で言っているのも同じです。
対処法は「はい」とできるだけ対応して、距離を置きながら客観的に事実だけ冷静に判断する。
・ママ友やコミュニティの場合。
なるべく関わらない。挑発に乗らない、何か弱みを見せたり、話しをしたら大袈裟に言いふらされることも
あることを気をつけておくことということです。
エネルギーを奪われるどころか、下手すりゃ命だって取られますよ。気をつけましょう。
また、逆に自分が人をコントロールしているなぁ、自分がやっている方かもしれない?私のこと?と
連絡くれた方もいました。
連絡してくださった方は「人をコントロールしてはいけない」と思っているのです。その背景として、人間不信、
強すぎる承認欲求、共感性の低下、ストレスがあります。これらをどう克服するかにかかっていると思います。
そして、もし自分が優位に立って、相手を馬鹿にするようなことがあったら、
あなた自身も同じ目にあうことも覚えておく方がいいです。人を支配し、
ふり回すことをやめると健全な人間関係を築き上げることができる。
支配しなくても、本当のあなたの良さをわかって付き合ってくれる人がいます。
強すぎる承認欲求の裏には自尊心の低さがあり、自分自身を認めること、ゆっくり休むこと、
リラックスすることです。長い目で見たらこっちの方が幸せですよ。
ということでいかがでしたでしょうか?
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