相手の立場に立って考える

昨日は、インターネットカフェの快活clubに行ってみました。視察です。

なぜか?漫画喫茶なるものに以前から興味を持っていたのです。

周りにも漫画が大好きな人がいて、特にワンピースに関しては涙を流しながらその内容を語ってくれる。

漫画は日本の文化にもなり、そんな涙ながらに語られるものに興味を持ったのがきっかけです。

私自身、漫画を読まないです。

でも少し、漫画の世界にも浸ってみたいなぁという気持ちが湧き上がり行ってみました。

そして、この風の時代、インターネットや、多様性、個人や、個室はキーワードです

つまり流行る要素がここにはある。じゃぁ、ここに来るお客さんはどんな人かな?何を求めてくるのかな?

誰か1人に声をかけて、なぜきているのか?聞いてみようと思って潜入しました。

何でも初めての場所は緊張するもの。システムもわからないし、そこでどうやって遊べばいいのかわからない。

初めての場所には抵抗があるのは誰も同じだけど、今回は視察が目的なので難なくクリア。

結論から言えば、カラオケ店にいくような感覚で行けるんだと思いました。

何でも最初の一歩ってハードル高くないですか?初めてのことだから身構えるし。

でも、私は今はカラオケは1人で行くんですね。理由は歌うことが好きだから。シンプルです。

テニス好きな人がテニスコートに行くようなものです。3時間でも、4時間でもうたっていられます。

好きだからできることなんですよね。

だけど、以前はカラオケに行くイコール大勢で歌う場所という思い込みがあったのですよ。

だから二人で行ったら3時間ずつとして6時間かかる。

そんなに時間も取れない、カラオケ行きたいけど、行けないなぁとずっと思っていたんですよ。

でもある日、友達が「なんかむしゃくしゃするからカラオケに1人で行って2時間うたったらスッキリした」

というのです。1人で行ったの?そう!1人で行っていいの?行ったよ、私。

なんで1人で言ったらダメだと思ってたの?うん。

そんなことないよ。1人の方が好きな歌歌えるしいいやん。いっぱい歌えるし。というのです。

あー、ここにも私と同じ考えの人がいた!と嬉しかったですね。

それから1人で行くようになったのです。

1人で行っている人がいるんだぁ、行ってもいいんだぁ、安心した、行ってみよう!になったわけです。

だから1人ででもカラオケに行けるし、ある日、また別の友達が1人回転寿司に行ってきたという、

えー!?1人で行けるの?大丈夫よ。やってみ!と言われてやってみたらなんてことなかった。

大勢でも楽しめるし、1人でも楽しめる両方ができるといいですよね。

意外と、1人で喫茶店は入れないという人も多いんですよ。

1人で行くことができなくて、その先にある楽しみに辿り着けないのは勿体無いですよね。

私も1人でカラオケに行くことができなかったら、今も大声で歌うことができないし、

ストレス発散の一つの選択肢をなくていたかもしれない。

1人でも楽しめる場所があってよかったなぁと思います。

友達と予定を決めて友達が行けなくなった時にその予定すら無くなってしまうというのはガッカリするものです。

そんな1人の時間を楽しむ場が一つ、ネットカフェだと思いました。

元々はインターネットと漫画を楽しむだけの場所だったと思うのですが、

そこに、集中して勉強したい人や、営業周りのかたが体を休めるために利用されたり、

漫画とダーツが趣味な人が「ダーツも置いてよ」なんて言った一言が取り上げられダーツも

置くようになったりして発展していった形が快活クラブだったのだろうなぁと推測しました。

そして一人カラオケ用のブースも今はちゃんとありましたね。

ということは、私のような人がたくさんいるということです。

私のような潜在的なお客さんがいるということですよね。

世の中は「こんなのあったらいいなぁ」の集合体が現実に現れています。

そしてあたりを見回していた時に、「あ、そうだ、今回の視察は誰かにインタビューしようと思ってきたんだ」と

思い出したのです。で、ふと、思ったのです。

「何で私、インタビューしようと思ったんだろう?」と。

視察目的できているんだったら、別にインタビューしなくても、どんな年代の人が来ていて、

漫画のブースにはどれくらいの人がいて、と観察したらいいだけなのに。で、「あ!」っと気づいたのですよ。

「あ、私、どこにいても人にインタビューしている!」と気づいたのです。

何かの学びでも、旅先でも、社長さんにでも、所構わず!「これだ!私、これをしたらいいんだ!」って思ったのです。

そして、数ヶ月前にyoutubeでレッドチェアーという番組を見た時も、

私、インタビュアーになりたいって思ったんですよね。レッドチェアーというのは、【RED Chair】

ゲストを呼んで、赤い椅子に座ってもらい、インタビュアーが質問していく。ひとりの人生を紐解く『RED Chair』。

先駆者、挑戦者、変革者など、新しい価値を創造してきた人たちの生き方に迫る番組です。

まさか、ネットカフェに行って、自分がインタビューしたいと思ったことが、そういえば、私が

やりたかったことの一つがこれだったってことに気づくなんて思っても見なかったのです。

20年くらい前にハワイへ旅した時にサーフィンのメッカ ノースショアに行きました。

別の名をバンザイクリフと呼ばれているところです。そこで大きな波に乗っているサーファーが数名いました。

日本では見たこともない大きな波です。そこでも私のインタビュアーのスイッチが入ったのです。

「こんなに大きな波に乗って怖くないの?」と現地のサーファーらしき男性に声をかけました。

「怖いに決まっているだろ!?」と半分逆ギレ。「なぜ、そんな怖い思いをしてまで波に乗るの?」

「ただ、大きな波に乗れるようになりたいからだよ。そのためにプラクティス、プラクティス、プラクティス」

と言って、海の中へまた、入っていきました。

ただ、振り返るとただの当たり前のような会話だけど、その時のサーファーの熱量とか海を見る目が

すごく素敵だったんですよね。

それを見ていた一緒に旅をしていた、水道管の会社をしている社長さんと小売業の社長さんが

私のそんな姿を見て、すごく褒めてくれたのを今でも覚えています。

「ここだけでなく、いろんな人にいつも質問しているから偉いね」と。

「だって知りたいし、そんなのみんなやっているでしょ?」と聞いたら

「イヤイヤ、無理。まして、ここハワイだし」と笑ってました。

そして夜ご飯を食べてワイキキの街中を歩いていたら、雑貨屋さんがあったので、

2人に「この雑貨屋さんで買い物して、誰が一番ディスカウントできるかゲームしよう」と言ったのです。

結果、私が一位!3位は一番、収益を上げている水道管の社長。悔しがるそぶりは見せたものの、

もうちょっと散歩してからホテルに戻ろうということになり、波打ち際を歩いてました。

すると、その社長さんが「みっちゃんはなぁ、目に見えないものを販売しているから分かりにくいだろうけど、

ものには適正価格というものがあるんや。いくらお客さんが喜んでくれるからと言ってギリギリのところでやると、

商売自体が続かなくなることもある。ちゃんとそこを提示することができなあかんのやで。

だから僕は人に値切ることはしない。提示された金額に納得したら買う。騙されることもあるけどな」と

言って笑ってました。素直に納得できたし「わかりました。ありがとう」と言った後で、

ちょっとから買いたかったので、「でもディスカウントのゲームで負けたのは悔しいやろ?」と言ったら、

海の中に放り込まれて、ずぶ濡れのままホテルへ帰りました。

そんなことを思い出したんです。昨日。それもネットカフェで。誰かにインタビューしなきゃと思ったことから。

ただただ、知りたい、聞いてみたい、ここが私の原点だったことに気づいたのです。

思い出したんですよ。旅しながら、学びながら「なぜ、どうして」を聞いていた。忘れていたんです。

なぜ、人はこういうことをするんだろう?なぜ、この人はこんなことに興味を持ったのだろう?

なぜ、続けているんだろう?なぜ、こんな行動をとるのだろう?人にすごく興味があった、

人間ウォッチングも楽しかった。それが大きくなって心に関わることに携わってきたのだと。

いつからか、悩みを解決するきっかけになることがメインになってしまっていた。

苦手なことや悩みを解消するためにどうしたらいいだろう?

どうしたら目の前の人は楽になるんだろうと思うようになった。

だけど、そんなことがしたかった訳ではない。

元々は人そのものに興味を持ったことだったことをすっかりと忘れていた。

レッドチェアーをライブ配信でしたい。インタビュアーになってどんどん質問して、

気づく瞬間にパッと表情が変わる瞬間を写真の一枚のように残したい。

その動画にその人自身が励まされるものを作ってみたいと感じました。

きっと、それが叶っていくだろう予感を、昨日の夏至の日に感じました。

さぁ、タイトルの通り、まさか!まさかですよ、快活クラブに行くことによって、

自分の原点に気づくなんて思ってもみないじゃないですか?私はタネを巻いていたんですよ。

昔に。皆さんにもきっと、気づく瞬間があるはず、だから、どんどんアウトプットしてください。

1人では気付きにくいのです。ぜひ、ライン登録から。

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