コロッケちゃんが発生してから2年半。
コロッケちゃんの前と、後、そして現在。
どのように旅の楽しみ方は変わってきたか?
コロッケちゃん前は、韓国旅行。韓国の話題の飲食店、ドラマや映画のロケ地をめぐるツアーなどが流行っていた。
そして韓国アイドルの追っかけをするツアーも流行っていたんです。
私の友達にもいました。韓国のアイドルが主催するツアー。
アイドルのライブと、ちょっとした観光があるらしいです。そして何と言っても、
就寝前に部屋の前に来てそのアイドルがハグしてくれる。そして眠りにつけるという、夢のようなツアー。
友達はそれに参加するために女っぷりに磨きをかけまくるわけです。
そりゃそうですよね。憧れて大好きなアイドルが自分の部屋の前まできてくれる。もう天国。
それを大興奮で話してくれるけど、周りはシレーっとして聞いてる。
その熱量たるやすごいんです。もう嬉しくて嬉しくて、夢のようなことが起きているからです。
そしてコロッケちゃん発生後は、行動規制の影響や自粛意識が高まり、
グループ旅行から、気軽に思い立った時に行ける一人旅へと変化していきました。
集団で行動しづらくなったことにより自然の流れ。密を避けながら旅を楽しむ方法を多くの人は探し出しました。
テレビでも何度か見ましたが、自分が旅しているんだけど、小さなぬいぐるみと一緒に旅して、
そのぬいぐるみがご飯を食べるとか、観光地を訪れている写真を撮って、
ブログや動画にしている方も多かった気がします。それと、驚いたのが、自分は旅が好きではない。
自分の好きなぬいぐるみを渡すから、そのぬいぐるみが旅している様子を動画や写真に残してきてほしい。
と、依頼するサービスも過去にはあったようです。その動画を見て本人は楽しむ。
面白いですよね。ニーズがあったから、そういった仕事が生まれたのでしょう。
そして、2021年入ってからは、緊急事態宣言や自粛意識が高まり集団行動がさらにしづらくなったことにより、
流行り出した旅は?なんだと思いますか?
ヒントは行動規制の中で密を避けながら旅行を楽しむ
最近、流行りの旅行動画も大きなヒントです。さぁ、なんでしょう。
キーワード、そのものが答えになりますが、車中泊、旅館、ソロキャンプ、温泉です。
全て不特定多数を回避した楽しみ方ですよね。
特に旅館は、国内旅行なら行けそうという、いったん、規制緩和があった時に、コロナ疲れの中、
癒しを求めてサービスが充実した旅館の人気が出てきたのでしょう。
車中泊は狭い車内の空間をいかに快適に過ごすかという日本人の居住空間ならではの創意工夫が表れています。
他にもこんなキーワード見たことないですか?キャンピングカー。
軽トラックや軽自動車、キャンプ向き車両、キャンプ仕様に改造など。
車中泊や旅館など、不特定多数との接触を楽しめる旅行に人気が集中しているようです。
関連のキーワードを調べてみると、新しい、旅立つ、探す、九州、役立てる、貸し切る、面白い、詰める、始まる、
寝る、やばい、こわい、秘湯、楽しむ、温泉、得、めぐる、ありがとう、軽トラック、グルメ、近い、美味しい、
3回、2人、NO1,エクスペディアなどが関連のワードのようです。一人旅、女一人旅などもそうですね。
ステイホーム生活に閉塞感を感じ、人混みを避けて自然の中で開放的な気分を味わいたい人が増えたと考えられます。
旅行一つを切り取っても、開放的な気分を味わいたい、マスクをつけた生活の疲れを癒したい人が多いことが
わかりました。
癒しを求めているのも確かだけど、今まで求められていた癒しと、今、求められている癒しの大きな違いは、
さらに人間が自然の中に帰っていくことが強調されているように感じます。
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